トラブルシュート事例 23

水温センサー故障がAACバルブを詰まらせた?

平成7年 E-K11 マーチ 56,500Km

エンジン始動不良で入庫。水温センサーを点検したところ断線状態だった。新品センサーを取り付けて始動不良は改善されたが、暖機後アイドリング時の排気ガスがとても臭く、CO・HCテスターで測定したところ3.5%以上のCOが排出されていた。

外部診断機で確認すると、ECUの空燃費補正値は100%なのに、COが3.5%以上ということは、ECUの指示通りアクチェーターか動いていないことになると考えられる。

そこで、AACバルブをスロットルから取り外したところ、カーボンが詰まっていた。

AACバルブを清掃し、Oリングの脱落に注意しながら取り付けてエンジン始動したところ、COは激減し(0.04%)で排気ガス臭も無くなった。診断機でモニターしてみると、空燃費補正値は86%になった。これは修理前の86%の燃料噴射量が最適とECUが判定している数値である。