トラブルシュート事例 24

車名:ホンダ新型フリード  型式DBA-GB3   

ベアリングの向きを間違えて組み立てると、ABS警告灯が点灯する!?

事故で変形したフロントナックルの交換作業を依頼された。新品のナックルに新品のベアリングを圧入しようとしたところ、ベアリングのオイルシール両側の色と形状が少し違うことに気付きファイネスの修理書を確認すると、『エンコーダ(茶色)が取り付けられたサイドシールをナックル側にして圧入すること』とある。念のため、変形したナックルを分解して、ベアリングのサイドシールの向きを確認したが、修理書のとおり「エンコーダ(茶色)」がナックル側になっていた。何の為か気になって、ドライブシャフトのアウタージョイントを見るとABSのパルスローターが無かった。サイドシールに設けられた「エンコーダ」という部品がこの役割をするようだ。ということは、ベアリングの向きを間違えて組み立てるとABS警告灯が点灯することになるだろう。みなさんご注意を。