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黄色と緑色の看板は信頼の証

自動車特定(分解)整備事業の認証標識です

イメージ図/認証標識

この看板は正式には「認証標識」と言い、国から許可を受けた整備工場(認証工場)に掲げられているものです。認証工場だけが自動車の3要素である「走る・曲がる・止まる」に関わる法で決められた重要部分を分解・脱着および整備できるのです。ということは「認証」を取っていないところで前記の整備を行った場合、法令違反となり罰則を受けます。

認証を受けるためには、分解・特定整備を行おうとする車の種類ごとに工場の作業場の広さや建築基準、整備した車輌を置く場所の広さ、機械設備にメカニックの人数による有資格者数まで定められ基準をすべて満たさなければなりません。

一定以上の技術水準が保たれている証なのです

看板に「大型特殊自動車」や「小型四輪自動車」などと書かれているのがその整備工場が分解整備できる車の種類です。

さらに認証整備工場には、新しい技術や新しい法律に対応するために研修会の受講も義務付けられています。つまりこの看板が掲げられている自動車整備工場なら、一定以上の技術水準が保たれているということです。2020年4月より今まで黄色の看板を掲げていた認証工場の中で「自動ブレーキ装着車等の整備・点検調整」を行えると国から認可を受けた場合は下図のような緑色の看板を掲げております。より高度かつ複雑な次世代自動車への対応が可能な整備工場と言え、今後数年で黄色の認証看板よりも緑色の看板を掲げた整備工場の割合が多くなっていきます。黄色、緑色の看板は信頼の証し、今度、行きつけの自動車整備工場に行ったら、ぜひ探してみてください。

 

社団法人 帯広地方自動車整備振興